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October 08, 2005

前夜祭から本祭り

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今年の秋祭り本番は10月1・2日、前日の9月30日は前夜祭ということで祭進会のメンバーが一足早く祭り突入。公会堂も新しくなって始めての祭り、祭進会3役による樽酒の鏡割りを合図に祭りモードに。今回の祭りの盛り上がりを予感させる前夜祭となった。20時過ぎから御神楽の総仕上げを本番さながらで練習終了、この後宴会モードに突入。毎年有志でサプライズショウを見せてくれるのでこれも楽しみでいろいろトラブル(設備的に)が有って終了したのが午前3時頃だったか?とにかく盛り上がった。

10月1日、前日のことも有り集合に30分遅れて行ったら大太鼓の締め直しは完了していて、一安心した。昨日の寝不足が頭の芯に重りを載せているような感じでズッシリ重い。屋台準備終了後出発式まで家でなるべく仮眠を取りたかった。と言いつつもすぐに集合時間、結局仮眠できず出発式に。出発式の後村中の一日目のルートを屋台引き回し(子供会中心に太鼓をたたく)、祭進会メンバーそれぞれの家の前通過時に人によって3~5回連続でたたくといううれしい様な辛い様なそんな儀式が行われる。メンバーの家族にその勇姿を披露する、いちばん晴れがましい瞬間である。去年から消防署横から国道を進み五田地区に屋台を引いていくことになった。今まで前夜祭で子供練習用の大太鼓、小太鼓をトラックで運搬して小一時間太鼓を披露していたが、やっぱり屋台を引き回す方が祭りの醍醐味を実感してもらえる。17時半頃に公会堂に戻り軽く食事を取り18時過ぎに市場の熱田神社に向けて出発、ここからは子ども会に代わり祭進会が太鼓を担当する。スローの曲に合わせて静々と市場との合流地点へ、ここで県道を通過するので運行を担当しているつつみ会、婦人会、警備担当の消防団の人、その他いろいろな人の協力無しでは出来ないほんとに地域全体の祭りだと実感する。市場の屋台との合流、ここから一気にたたき合いが始まる。市場、川尻どちらも若いパワーが炸裂して笛の音、大太鼓の音、小太鼓の音が入り乱れた感じになって祭り独特の市場、川尻の対抗意識が剥き出しになる一瞬である。たたき合いの後神社に向けて出発、今年は川尻が先頭、神社に入る側道から川尻、市場それぞれチウジャウの曲で一気に坂を上り境内へ入る。境内に入る横の坂が非常にきつく屋台のロープを引く人、屋台を押す人力を合わせながら、そして、大太鼓を叩く会長も太鼓の叩き場に膝を付きつつバランスを取って登って行く。後ろから来た市場の屋台も境内に入りここでまた叩き合い。神社の本殿の中で神事が進められていてその進行状況で御神楽開始の合図が出される。このひと月今年の御神楽担当の3人のほんとの晴れ舞台、緊張が最高潮に達している。笛の担当は屋台神社に向かって左側に3列に並びアルコールで朦朧となった頭を笛の吹きで益々朦朧としつつ間違えないように吹いていく。でも、息は続かない。頻繁に息継ぎをしている内まともに音がまともに出なくなってくる。(これは自分のいつもの御神楽体験で、ほかの人はしっかり吹いてると思うけど?)春雨、御神楽、カエリキヒャ2回ずつ計約17~8分、緊張が周りを支配する。終わった瞬間に川尻の屋台の周りからお疲れさんと労いと安堵の声が上がり1回目の御神楽演奏が終了。控えていた市場のお神楽が始まる。毎回思うことだが市場のお神楽は笛で単音の長さが異常に長く川尻のメンバーが吹いたらきっと酸欠状態が今以上にきつくなって倒れる状態になりそうだ。(自分は確実に沈むでしょう)市場のお神楽の最中に2回の停電、社務所からコンセントで電源を取っていた為に容量オーバーになったのかも。川尻はその点バッテリーで対応しているので大丈夫。川尻市場のお神楽が終わると川尻は公会堂まで帰ってくる。県道を抜けるまではカエリキヒャで静々と、県道を抜けると一気に早引きに。公会堂に到着し9:30まで練習の成果を披露、屋台格納一日目終了。祭り事務局が準備してくれたビールや酒で二日目の鋭気を養う。12時過ぎに一足先に公会堂を後にした。

翌2日、二日酔いで頭と胃が辛い、でも今日は9時から夜の9時半頃まで屋台の引き回しと市場での御神楽、たたき合いがある。気を引き締めて出発、出るときアルコールは控えようと思っていたが結局事務局の人に酒を貰って気付けにすることになった。やっぱり祭りは潤滑油が無いと上手い具合に体ものども回らないみたいだ。昨日で声が普通に話しているとガラ付いて何を喋ってるか判らない状態になってる。腹に力を込めて「ソーレ、ソーレ」の発声で聞き取れる程度だ。毎年声を張り上げて怒鳴りどうしだからすぐに声がつぶれてしまう。道中1日2日でグリーンビル、下モ田の公園、熱田神社境内ともう一箇所の計4回婦人会と祭進会を中心とした手踊りが行われる。おいでん祭の時の曲と、乗りのいい曲を短い時間にみんなに盛り上がって貰うように曲のバックに太鼓を合わせる。自分と杉囃子君の二人、交代で数曲たたく。毎年大太鼓をたたく回数は減ってきてるけど確実にこの手踊りだけはこの二人でたたいてる。日曜日は天気が良くて気温が結構高い状態だったのでのどが渇いて酒よりもビールやチュウハイ、ジュース、水が欲しくなった。午前中、村中を引き回し昼頃市場の熱田神社に向けて出発、昨日と同じように途中市場の屋台と合流たたき合いをしながら境内へ。この日は日中の為子供から大人まで大勢の人が集まり3区合同の祭り本番ということを実感する盛り上がりとなる。昨日同様社務所の神事の進行状況に合わせて御神楽開始、昨日とは違い明るい中での奉納なので小太鼓、大太鼓、笛に間違いが無いように緊張しながら晴れ舞台を勤め上げた。その後餅投げ、手踊りそして3区の代表の馬乗り様で流鏑馬が行われた。流鏑馬が終わり馬場が撤収されてまたもたたき合い。時間まで双方の若い衆が渾身の力を込めて大太鼓、小太鼓を打ち鳴らす。市場・川尻双方の5尺の大太鼓が狭い境内から市場の村中、川尻の村中まで遠く響き渡っていた。時間一杯までたたき合い、川尻の屋台が岐路に着く。市場の祭りは夕方で終了となるが川尻は夜の村の八幡神社への御神楽奉納まで祭りが続く。公会堂に帰り軽く食事、流石にここまで来ると結構疲れが溜まって来ている。盛り上げの中心が祭進会の中高生がメーンになって、大太鼓や屋台の後で練を繰り返しながら掛け声を掛けあっている。道中手踊りを交えながら19:40ころ公会堂に帰着、手踊りの最中に遂に雨が。この秋祭りは別名「蓑笠祭り」とも言われてるようで「雨乞い祭り」が始まりだったそうな。そんな訳でこの祭りには雨が付き物、去年は祭り終日雨で寒かったし、今年はほんの少しだけど雨が降ってくれた。この為最後の八幡神社への出発が屋台にビニールを掛ける作業の為10分ほど遅れてしまった。八幡神社での最後の御神楽奉納、厳かな中で無事終了。毎年最後に公会堂に帰り屋台を格納する時にまだまだ祭りを続けたい感じが心の中に残ってしまう。終わりたくない、もっと永く、そんな気持ちで。今年は公会堂新築、屋台小屋と公会堂が分離されて練習期間中雨で練習が中断したり取りやめになったりといろいろ今後の練習方法に課題を残した。でも、盛り上がりはこれまでに無いような盛り上がりで二日、いや前夜祭も含めると二日半はこれまでに無く短いものに感じられた。祭りは楽しむことはもちろん、自分たちで地域の輪を仲間の輪を作り上げて楽しむ、これが一番の目的ではないかと思う。いろんな人に協力してもらいながら普段では知り合えることも無いような人と知り合いになれる、こんな場はほかには無い、世代を超えた繋がりがこの中で育まれる。自分もまだまだ体力が続く限り祭進会続けて行きたい。(いろいろな意見の人もいると思うけど)来年も楽しみだ。

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Comments

本番お疲れさまでした。
この記事の書き込みもお疲れさんです。
ビデオの映像もありますが、この記事も
立派な資料になると思います。
資料といえば、
祭進会の歴史というか遍歴のようなものも
残したいですね。
例えば、歴代3役・歴代奉納メンバーや
新作お囃子(ヒャオ他)の公開年・伝承お囃子
(チウジャ他)復活年とか・・・
年が経つにつれ記憶が定かでなくなっていきそうで。やはり、誰でも自分のやったことを
他人が忘れていくのはつらいですよね?

Posted by: Lucky16 | October 26, 2005 10:17 PM

今年の本番中のことです。
冷静に第三者的に見れた瞬間があってかんじたことです。
「笛の音が弱い・・・」
現時点で、うちの祭りはお囃子にマイク無しでは立ち行かないと。
あるHPで見かけた記事です。
「100人の太鼓打ちがいてもただ1人の笛吹きがいなければその地域の祭りは潰れる」
まさに真実と思いました。
自分も含めて、吹いていない時間の多さは反省です。
こんなことを言うと正体バレバレですが
日曜夜の部はバテバテでもう吹けないと屋台の後ろに下がっていました。ところが不思議と
マイク前に行くと調子良く吹けるんです。
永年やった笛方の性なんでしょうか?
やっぱり誰でもそうですが責任があるとやれるんですね。
このへんが今後のヒントになるのではないかと考えます。
まだまだ精進必要です。


Posted by: Lucky16 | October 26, 2005 10:34 PM

Lucky16さんアイデアありがとうございます。
祭進会の歴史、いいですね。

笛はやっぱり弱いですよね。
これからの課題ですね。子供たちの練習方法で笛、小太鼓、大太鼓の習得状況に合った環境作りが大事だと思います。ある程度笛を覚えて小太鼓に、そして大太鼓、これをやって行かないと女の子は小太鼓、男の子は大太鼓、笛は年寄り見たいな感じになってしまう。

祭りはどうしても大太鼓に目が行ってしまいがちですが笛がないと祭りが成り立たないって事を子供たちにも判らせる必要があると思うし、一石一丁には行かないかもしれないけどやっていくしかないですね。

Posted by: サカナ | October 30, 2005 09:33 AM

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